世界を魅了するレザーの加工技術


世界中に、傑作と呼ばれるようなレザー加工を行う名門のタンナーがあります。「タンナー」とは、皆さんがショップで購入する革財布や、革鞄などに仕様されているレザー部分の原料を、加工したり、なめしたりする職人さんたちが集っているメーカーの事を指示しています。動物の皮は、その食肉を食料として分離させた後に、さらにコラーゲンなどの余分な脂を取り除き、動物の皮(原料皮)であったものを、革鞄や、革財布などとして使用してきるように、防腐加工を行うようや作業を言います。

「なめし」などと日本では呼ばれていますが、この「なめし」の加工を、どのメーカーが行うかによって、その精度や性質や風合いが、全く異なってくるのです。レザーには、柔らかい革、硬い革、重い皮、軽い革、プリントのある革、染色のある革、凹凸のある革などがありますが、その違いを作っているのが「タンナー」と呼ばれているメーカーであり、その技術や生まれるレザー作品の技法を競っているのが、職人たちでもあるのです。

皆さんが、レザーの好みを聞かれた時に、「○○社のレザーが好みです」などと伝えただけでも、レザー製品を扱う専門店や老舗であれば、どのような質のレザーが好みであるのかが伝わるかもしれません。レザーの加工技術は、レザー製品の愛好家であれば、知っていて損をする事はないはずです。

レザー職人たちの拘りポイント


少し値の張るような、高級なレザー製品を手に入れる際には、見た目のルックスや、デザインはもちろん大切なのですが、見えない箇所の職人さんたちの拘りにも目を配って頂けたらと考えています。革財布や革鞄などは、見た目の美しさも重要ではありますが、普段は見えない部分としての内部の作りへの手の掛け方がポイントであるとも言われています。

外側から見えない部分に、どれだけ手を抜かずにプロダクトが行われているかといった、目利きが必要となってきます。もちろん、機能的な観点からの判断も必要ですし、使用するオーナーが実際に、日常の中で便利であると言うような使い心地の良さを感じるような品々である事が、高級レザーには求められるポイントでもあります。

高級品と呼ばれる品々には、それぞれに秘密があるとも言われています。そのような、レザー職人たちの拘りポイントに、気付く事ができる点も、高級品のオーナーとして相応しい権利を頂いたような気分にしてくれます。皆さんは、職人さんたちの拘りポイントに、どのくらい気付くことができますか?

革財布のエイジング


革製品を日々、使い込む事によって風合いが変化していく様を、革製品を育てるなどというような表現を用いる人々もいますが、最近では、そのように時間とともに、革が使い込まれていく様子を楽しむ状況を「エイジングを楽しむ」といったような表現を用いる事が多いようです。お気に入りの革財布や、鞄、小物入れが、自分の生涯の中でエイジングを重ねて行くことは、持ち主の歳を重ねる面持ちにも似ているような感覚があります。

ファッションをはじめ、身の回りの物事は、新品やおNEWである嬉しさや快さはありますが、使い込まれた風合いというものは、時間を経た事により初めて手に出来る貴重な赴きなのです。